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110clubのアルバム(63)

太東崎星見会'08.04.05-06

春の岬で星見をしてきました。

暖かくなってきましたので、ゆっくり星空でも眺めようと
いつもの顔なじみで暖かな太東崎で星見をしました。
写真は少なめですので、いつもより大きめサイズにしてみました。

今回の参加車は、ARGOさん/東京 うぐさん/東京 代官/千葉の3台です。

太東埼灯台の背景に、暮れゆく空を見上げます
太東埼灯台は、九十九里浜の南端より少し南に下がった、海抜50-60mの海蝕台地上に立つ白灯台です。この丘はなかなか眺めもよく、我が家からは1時間もかからない便利な距離にあります。

日が落ちると空はやがてブルーに変わり灯台のシルエットだけが浮かび上がります・・・って、灯台なんで点かないのかしら?

もう、とっぷりとくれた空です。この日の宵の空は薄いもやの様な雲が広く空を覆って、星はよく見えませんでした。はたして星見になるのかとやや心配でしたが、徐々に雲が晴れ上がってゆきます。丘の向こうには、街明かりが煌々と見えます。たいした街並みではないのですが、それでもこのように星を見るには明るすぎるのです。

星見開始
春ですから、北斗七星が天高くかかります。
ARGOさん持参のおなじみ15cm双眼鏡。これほんとによく見えますよ。ARGOさんのシルエットを雰囲気が出るように撮ってみました。頭上のシリウスと、右端の灯台とで三角形、中にDEFENDERまで入れて、構図はなかなかバランスいいかな。

灯台点灯!
この日の灯台故障していたようです。点検修復作業の方が現われて、やっと灯火が灯されました。実は、まだ光が回転していないので、このように光軸を止めて撮影できたわけです。

天の川昇る
夜半を過ぎるとそろそろ夏の銀河が昇ってきます。漁火の揺れる暗い海の向こうに、銀河系中心部方向の大パノラマといった組み合わせが何とも不思議な感じを起こさせます。

画像左下のベンチに座ったお2人さん、ここで暫し星をみながらの会話を楽しんでいかれたようです。しかし、随分遅い時間に来るんですね。背後に天の川が大きな姿を見せているので、とてもロマンチックに見えます。

ここ太東崎の星空は、前記のように街の明かりで結構明るいのですけれど、それでもこんなにたくさんの星が写ります。ここでは、明るい星三つ、画像中央上のベガ(こと座)、やや左下のデネブ(はくちょう座)、やや右下のアルタイル(わし座)でつくる夏の大三角形付近の星々と周辺の天の川が写っています。

銀河系の中心があるいて座方向の天の川です。
もう朝の3:00を回った時間です。十分高く昇ったさそり座を、飛行機が横切ってゆきました。夜間飛行の旅を終えてTokyoに降りるのでしょうか。
空が動き始めて、もうすぐ朝が明ける感じがありますね。地上では気の早い鶏がもう鳴き始めていました。こちらはそろそろひと休みしようかな・・・一晩夜風に当たりだいぶ体も冷えてきました。
気持ちのよい暖かな朝です
目が覚めると真っ青な青空です。気持ちいいです。
春の陽光を受けた海はとても穏やかです。こ んな平和な景色の中で岬の周辺もポカポカとあたたかで、思わず春眠に引きずりこまれそうでした。
見下ろす太東崎の海岸は、今はこうやって護岸して激しい海蝕を防いでいます。私の記憶ではこの護岸は20年くらい前以降に施工したものだったと思いますが、この護岸をしていなかった場合、現在の崖は、今より10-20mくらい後退していたかもしれません。
海を見下ろす丘で春の日がたっぷり当たった3台のDEFENDERです。
見渡す房総の低い山並みも、のどかで安心感を覚えますね。この方向の視線の先は我が家のある方向。家の近くからこの灯台のある丘は見えるんですよ。 →家の近くから見た太東崎の丘の姿
海を見下ろす崖には、スノーフレークがかわいい花を咲かせていました。海を背景に咲く姿は、ふだ ん野の中で目にするのとはまた一味違う魅力があります。


少人数で久しぶりの星ミでしたが、私はずっと天体撮影に没頭。しかし、これがなかなか自分の満足 がいくようにはなりません。もう機材補強の問題ではなく、純粋に自身の技術の問題。ミーティング に限らず次の機会にはより向上せねばなぁ。




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