　亀山湖　～新緑期、東端の湖尻へ～　　　2013.5.13

季節は新緑眩しい5月、まだ到達したことのない湖の一番東の端の湖尻まで漕ぎました。
亀山湖でのカヌーも、もう随分回数を重ねました。いつもスタート地点となるのは、決まった出艇地である笹公園。そして、ここから南の端の「伝宝洞」、湖中央部の赤い鳥居、その先の奥地「押切の滝」、ずっと東へ行ってから南東方向へ遡って行く猪ノ川の沢など、いろいろな変化ある風景を楽しみました。しかし、最後にまだたどり着いていなかったのが湖の東の端、小櫃川上流が亀山湖へ注ぐ境い目がどうなっているのか、今回やっとそこまで行く機会ができました。

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出　艇

今回は朝7:30ころの現地着、比較的ゆっくりな時間の出艇になります。平日なので、朝遅くてもあまり人出はありません。

公園駐車場から、出艇地へ向かう入口に見慣れぬ看板と、その右下には、何か紙を入れるような赤いＢＯＸが。出艇カードが置いてあります。安全・救護のための施策のようです。	天気は雲が多めながら晴れで風はなし、のんびりと気持ちよく湖面散歩ができそうです。水量はそこそこ、この湖の平均値といったところでしょう。
押切沢

笹公園を出発し、真っ直ぐ東方向へ向かいます。といいながらも、ちょっと寄り道。亀山ダム前の広い水域を南へ向かい、押切沢へ入ります。

時折、陽射しのある天気。新緑に日が当たると、眩しい緑と、それが湖面に映って揺れているのに目を奪われます。やはり新緑の季節は綺麗です。	押切沢の最奧、押切の滝に着きました。まあまあの水量があって、気持ちのいい水音とヒンヤリ感。。
ひたすら東へ

押切沢を出て、旧小櫃川本流に当たる、湖の中軸に沿って、また、東へ向かいます。少し見にくいですが、画像右端に竹などにうもれて見える吊り橋が「湖原橋」、正面に見えてきたのは「亀山大橋」です。このへんで亀山湖の東西半分を越えるあたり。今回は、できる限り東の端まで行きたいと思っています。これまで、亀山湖の各方面を見て回りましたが、まだ、東の端、小櫃川が亀山湖に注ぐところを見ていませんので、そこを目指します。小櫃川は上流へどこまで遡れるのでしょうね。

画像は、左正面の赤い鉄橋、「岩の上橋」をくぐって振り向いたところ。更に右方向へ進みます。右の水色の屋根のようなものが見えるあたりが「亀山湖畔公園」、画像の反対側、カメラの背面方向には猪ノ川が注ぐ沢があります。猪ノ川には2010.11に行ってみました（カヌーで探検21）

ローカル鉄道の鉄橋のような感じの「源ノ亟橋」。	もう一つ同じような橋が見えてきました。こちらは「滝尻橋」。

こんな建造物が、上の2つの橋の地点の間にありました。古い取水塔のように見えますが、何でしょうね？
湖尻に到着

さきほど前方に小さく見えた「滝尻橋」、左岸が滝原公園となっており、水路はそれを左に捲いてカーブしていきます。

さらさらと、せせらぎの音が聞こえてきました。ようやく、亀山湖の末端、小櫃川の上流が湖に注ぐ湖尻に到着しました。笹公園から、直線で3.5km程度東方向になります。航路ですと、折木沢への寄り道を除き、まっすぐ来たとして、約5.5km程度になるようです。そうしますと、この日の行程は、寄り道の往復約1.5kmも加えれば、全12.5kmということになります。滝原公園から続く遊歩道が、見えています。小櫃川上流に沿って川の水面近くを行く道で気持ちのいい道です。滝原公園にはなんとか上陸できるので、ここで一休み。というか、8:10ごろに笹公園を出て、滝原公園脇の湖尻に着いたのが10:30。十分休まねば。

湖尻をもう少し近付いてみたところ。この先は急に水が浅くなり、一枚岩のような川底の上をすべるように水が流れていて、湖に注いでいます。浅すぎてカヌーでも遡上は無理そうです。先に見える橋は「滝原橋」になります。	滝原公園と湖尻周辺で一休みして、そろそろ帰路につきます。昼近くなってくると、どうしても朝のように無風というわけにはいかないので、ややつらいところ。カメ（ミシシッピアカミミガメ）がのどかに甲羅干ししているのに別れを告げて、あとは撮影もせずひたすら帰るほかありません。
折り返し

やっと、押切沢入口にある、赤い鳥居まで戻ってきました。近くで見ると思ったより大きい。後ひと息です。

やっと笹公園にたどり着きました。とちゅうでだいぶ風が強めになってきたので、なかなか大変でした。
	車載も完了です。この亀山湖は、何といっても家からそう遠くはないのがありがたいところ。新緑と、紅葉期には、これからも足を運びたいものです。