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北茨城・高帽山林道 / 茨城県

林道ツーリングレポート (057/'05.3.21)


 北茨城〜勿来の海岸を一望する、パノラマ展望の林道
春になり暖かくなっても、まだ訪れる林道の範囲は限られます。この時期は、やはり房総、そして常磐方面がメイン。今回は、北茨城の海岸沿い一帯を広く見渡せる、好展望の高帽山林道に行ってみました。
日差しはすっかり暖かくなりました。北風があるけれども良く晴れた一日、午後は林道以外のメニューにあて、午前中に走った林道の様子を紹介します。

●実走コース
(省)→北茨城市→県道10号→華川集落→【阿吹林道】【高帽山林道】【高帽山林道支線】〜(華川集落まで折返し(省)

●データ(05.3.21)
【阿吹林道】 走行可(北西側途中で一般通行止)
ダート約2.5km
小さな沢沿いで杉林の中を走る道。展望はほとんど利かないがのんびりした環境のなか高帽山林道に続く。
【高帽山林道】 一部走行可(阿吹林道〜高帽山林道支線分岐)通抜け不可(支線分岐以北閉鎖)
ダート約6.6km(今回走行は上記走行可区間2.4km)
阿吹林道から高帽山山頂近くまで一気に上る道。途中の伐採後は、景色が雄大。路面そのものは整備されていて走りやすい。
【高帽山林道支線】 走行可
ダート約1.3km
高帽山林道の峰越え部分で分岐し、より頂上に近いところまで登ってゆく道で終点からは山頂への登山道が続く。海岸方向の町並みの景観が特に素晴らしく、勿来、小名浜方面も良く望まれる。路面は走行しやすい。

●林道地図
 北茨城四時川エリア (阿吹林道未掲載)


(1) 林道の入口
ほぼ雲ひとつないような晴天に恵まれて、北茨城の林道をゆっくり楽しんでみました。

まずは、この華川集落の駐在所脇からアプローチしてみます。
画像は県道10号線からの入口です。
黄緑の矢印で示した細い道が入口になります。
(注)代官号を止めてある道は関係のない市道です。

なお、画像の一番左の方向へ県道10号を1.5kmほど進んだところからの進入路でも問題なく林道に出られます。
(2) 阿吹林道
進行方向右下からの舗装道は、上記(1)でなお書きした、もう一方の進入路です。実際はそちらのほうが走りやすい道です。

そして、ここから阿吹林道が始まります。
(3) 
上記(2)の林道起点にある林道表示。
隣の「まむしキケン」の立て札がとても目を引きます。確かにキケンかも知れませんが、可愛いキャラに、是非会いたくなってしまうかも。
(4) 分岐
少々、紛らわしい分岐があります。

画像は朝で、一部にだけ強く日差しがあるので見難くて恐縮ですが、一番左の画像が白く飛んでしまっている道は、恐らく民家へと繋がっているのではないかと思われる道です。画像右方向へは支線のような道が続いていましたが、入ってはみませんでした。

ということで、この3方向分岐では真正面へと進みます。
(5) 
阿吹林道は、ほとんどの区間が杉の林間です。
道の脇には小さな沢がチョロチョロ流れ、春らしい音が聞こえました。

それにしても、この日は風が強めだったこともあり、杉の花粉が林内にも降り注ぎ立ち込めて、普段クリアーな林内が霞んで見えた程でした。
(6) 高帽山林道分岐
林道の基点から1.2kmほどで、進行右方向に高帽山へ登ってゆく高帽山林道が分岐になります。
画像では、「山火事用心」と書いた横断幕の右方向が高帽山林道で、代官号の方向が阿吹林道の続きです。

阿吹林道は、この先で行き止まりになりますが、ここは、ひとまず行き止まり地点まで行ってみます。
(7)
ここで行き止まり、(6)から約1.3kmの距離です。

路線の行き止まりは、代官号を停車しているところではなく、その右側の暗く写っている方向です。
(8)
念のため、行き止まり場所の近影。
比較的しっかりしたチェーンゲートです。

林道起点からここまでが、約2.5km。ここで引き返し、(6)まで戻ることとします。
(9)
杉の林もやや明るめで、下草のシダの緑が清々しく感じます。
(10) 高帽山林道
阿吹林道から高帽山林道の分岐点、(6)と同じ地点の逆向きの画像です。

ここまで戻って、高帽山へ向かいます。
(11)
高帽山林道は、この起点からすぐにぐいぐいと登ってゆき、みるみる高度をあげてゆきます。
(12)
標高の高まりとともに、徐々に道が明るくなってきました。木々の合間から差し込む木漏れ日が心地よく感じます。
(13)
急に前方の空も開けてきます。
この先は、広い伐採地帯が続くので、明るい景観になってきました。日差しはもう眩しいくらい。
次の(14)、(15)とも伐採地帯のパノラマです。
(14)
(15)
(16)
この枯れ木に残る穴の痕は?

アカゲラなどのキツツキの仕業なのでしょうか。あまりこの地方で見たことはありませんが・・・
(17) 支線の分岐
高帽山林道の基点(10)から約2.4km、伐採地帯のはずれで、支線が分岐になります。

本線は、このあたりをピークに北側に山を下り、一方の支線は、ここから更に高帽山の頂上近くまで伸びています。

(18)
本線の先は、残念ながらチェーンゲートで閉じられていました。高帽山林道自体は、とても気持ちいい道なので、通り抜け不可は非常に残念です。

また、今日は、この先の七ツ滝林道方面も行ってみようと思っていましたが、これも取りやめることにしました。
(19) 高帽山林道支線
支線は、高帽山の山頂直下まで伸びていますが、とにかく、この道は眺めのよさは一級です。
(20)
それに、まだ木々や草の緑がないこの時期、この林道はとにかく明るくて、気分を陽気にさせてくれます。
(21)
いよいよ、素晴らしいスカイビューが望めるところまでやってきました。
(22)
こちら、北東の勿来、小名浜の方向になりますが、冬の空気が澄んだときにはかなり遠くまで見えそうです。
また、東側は広く水平線まで見えますから、きっと、初日の出など、林道から海越しに見ることができるでしょう。
(23)
林道終点の広場になります。ここまで、分岐から約1.3km。
風の強い日はきついかもしれませんが、野営も可能な広さがあります。
(24)
林道終点の広場の末端に登山道があり、高帽山まで続いているようです。
(25)
山上のパノラマ景観をたっぷりと味わいながら、のんびりくつろいで満足したので。この日の林道は、この先に新たな路線へ行くのをやめて、ここでおしまいです。
とにかく、ご覧のように明るい道を、再び、ゆっくりと味わいながら戻ります。


あとは、海岸へ下って別メニュー(下記おまけ)へ
(26) おまけ
北茨城の漁港、平潟漁港へ 港はなかなか活気アリ!
漁港のレストラン?「モリモア」さんへ カニチャーハンが、美味しっ!
午後のメイン、五浦の天心記念美術館で日本画など・・・ 最後の締めは、美術館の近隣にある五浦温泉「天心乃湯」
五浦の海岸上から見る北側の海岸。平潟から小名浜方向まで、綺麗に見えています。
年が替わって2月から、風邪をこじらせてしまい、すっかり出足が鈍っていました。
やっと体調も復帰し、また、暖かくいい気候にもなってきたので、そろそろ、アクティブな活動を開始せねば
そんな気もあって、この日は出たのですが、まだ、日影はちょっと寒い気がします・・・
ともあれ、徐々にまた今シーズンの林道行きがシーズンインです。





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