WOODLAND-TRAIL
トップページ>林道ツーリングレポート>058地蔵峠周辺と榛名山西麓の林道/群馬県(その1) > その2
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(31) 倉渕せせらぎ公園 | |
地蔵峠から県道33号線を北東へ下り、R406沿いの谷間で下りて北上すると倉渕せせらぎ公園への入口表示が見えるので、ここから公園(地図L)に向かいます。公園の周囲は、公園の名のとおり相間川のせせらぎや、芝桜が咲き乱れており、公園内にある大きなローラー滑り台や、すぐ隣の温泉施設など、ファミリー連れでなかなかの賑わいです。 |
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公園の大きなローラー滑り台には、滑走用の敷板が貸し出されていて(むろん料金なし)、子供たちには好評のようです。 ローラー滑り台は、私も1回くらい滑ってみたくなりましたよ |
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(33) 林道三ツ丸大平線 | |
公園で一休みと水を補給して、再び林道に入ります。 公園を山側に出ると出た道が、林道三ツ丸大平線への道です。はっきり判らないのですが、この先の分岐までは林道又は村道の本丸三ツ丸線ということになるのかもしれません。 1.5kmほど舗装道を進むとダートが現われます(地図M)。 |
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(34) 分岐 | |
そして、(33)のダート開始から、更に1.5km進むとこの分岐になります(地図N)。 その少し手前にも二股分岐があるのですが、そこは左下のほうへ進みます。 分岐は直進(画像で正面)が林道三ツ丸大平線で、右折(画像右)が舗装された林道上野元三沢線となるのだと思いますが、そのとおりの表示(画像右丸枠内)のほか、同じ舗装路側に「本丸三ツ丸林道大平支線」という表示もあって混乱させます。 まあ、林道名の細かいことは気にせず進むことにします。 |
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この林道も、沢に沿って緩やかに上ってゆく道です。 道のすぐ脇に清水が滴り、春の日差しでキラキラと輝いていました。とても心休まるものがあります。 |
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(36) キャンプ場かと思えるほどの野営適地 | |
この道には素晴らしい野営適地があります(地図O)。 林道と沢の間に幅20-30mの平坦地があって、まばらな木々の間隔は車両を入れることの出来る幅。それなりに進入路のような通路のようなものもあって、なんだか有料のサイトであるかのようです。 |
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次第に左右の岩肌が狭まってきて、狭い谷を進むようになってき始めると、林道も数点に近づいてゆきます。 ここでは、かわいいイタチに出会い、対岸でこちらをずっと見ていました。小さな個体だったので、はじめオコジョかな?と思いましたが、オコジョはこの時期、多分まだ白い冬毛なのではと思います。 個体が小さかったのはメスか若いイタチだったのだろうな? |
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道も細くなってきますが、ずっとしっかりした路面です。 この道は本当に豊かな自然を楽しめる道で、もう少し新緑の生え揃った時期などは更に素晴らしいのだろうと、容易に想像がつきます。 |
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急に視界が開けて、コンクリートの登坂路が見えてきます。砂防ダムが幾重に重なり、急に標高が上がってくのは沢の末端が近いことを示すのでしょう。 | |
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大きな両面切り通しです。この画像は帰りの方向で撮影したものですが、行きの方向だと、正面に巨大な高圧送電線と鉄塔があって、ちょっとガッカリです。 しかし、あの送電線を見ていつも思うのですが、鉄塔を建てるのは、個々に資材を運んで、その場で組み上げてゆくのだろうと想像できます。けれど、そのあと、電線をどうやって張っているのでしょうか。 鉄塔と鉄塔の間は谷越え山越えで、かなり距離もあります。 ここでは、画像正面側の沢沿いで大きなカモシカに出会いました。 |
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林道はこのあたりで終わりでしょう。すでに作業道レベルの規格になってきました。登板がかなりきつく、路肩もゆるいし、幅員はない状態です。 | |
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しかし、景色は非常に良くなってきましたよ。頭上の高圧線がなければなおいいのですが 高圧線は、風に不気味な音を立てていて、景観だけでなく、どうも気持ちが落ち着きません。 |
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四駆の幅員終焉です。ここでリターンと判断(地図P)。 まだ、無理すると小さな車両は入れそうな小道が続いてはいます。2輪車なら先を見てみたい気もします。 |
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(44) クジャクチョウ | |
この林道の帰路には(37)の沢沿いで昼食を摂り一休みです。 周辺の山々は、まだ春が来たばかりではありますが、木々の新芽もみずみずしく、のどかな日差しにうとうとしがちでした。 蝶の姿も多く見られ、画像の蝶はクジャクチョウです。 「クジャクチョウ」は、この和名もなるほどといった感じですが、学名は「Inachis io geisha」といってギリシャ神話の美女「io」と日本の「芸者」の名前がつけられているところなど、これまたなるほどといった感じがします。 |
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(45) 林道上野元三沢線 | |
さて、道は再び(34)の分岐まで戻り、林道上野元三沢線の舗装道に入ってゆきます。以前の荒れた道も今は綺麗に舗装され難なく走れる道に変わっています。 | |
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下へ下ってゆく分岐、ここからは県道33号線に出ますが、舗装、非舗装であるかはわかりません(地図Q)。 | |
(47) 支線の分岐 | |
そして、もう少し先に進むと残されたダートが現われます(地図R)。 しかし、このダートもほんの1.8kmで再び舗装になってしまいますので完全舗装も遠くないのかもしれません。 |
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(48) 林道三沢線入口 | |
林道上野元三沢線は、舗装のまま次第に標高を落として、この出口で終点となります(地図S)。 画像の左方向が林道元三沢線で、右方向は林道三沢線の入口になっています |
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(49) | |
林道三沢線は、(48)のすぐ先からダートが始まるオールダートの往復路です。この道もたくさんの支線に枝分かれしていて、少し走ってみる予定でいたのですが、ここまでに少々時間を使いすぎましたので今回はパスです。 |
榛名山西山麓の林道へ | |
R406を挟んで東側の榛名山西山麓のエリアに入ります。 この地域は、かなり舗装が進んでいますが、通り抜け可能な2本のダート・ルートを走りました。 |
【今回のルート図(その2)】 | |
(50) 村道鳴石線 | |
一見「林道○○」に見えますが「村道」です(地図A)。 ここから、そのまま一直線に、林道鳴石線、林道杖ノ神峠線と繋いで榛名山頂部の榛名湖へ到達できます。 |
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この村道の入口に信州の安曇野や塩田平などでよく見かけるような夫婦の道祖神がありました。風化の状態から、かなりの年代モノでしょう。 | |
(52) 林道杏ヶ岳線 | |
村道鳴石線で広域農道まで出たところ(地図B)で、榛名湖への直進をいったんやめ、広域農道を右折して、ここから林道杏ヶ岳線へ入ります(地図C)。 この「杏ヶ岳」は林道のすぐ北にある山の名前からとっているはずですが、この山名の読みは「すもんがたけ」であるようで(登山道にカナが振ってあった)、「あんずがたけ」ではないようです。であれば、林道名も、これに従うのでしょう。しかし、なんとも素直な読み方ではなく覚えずらそうです。 |
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この道は比較的新しい道でしょうか。周囲は鬱蒼とせず、空が明るく見えていて気持ちのいい道です。 | |
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見晴らしもなかなか良く、路面の整備も悪くないので快適な走行で進めます。 | |
(55) | |
倉渕村から榛名町に変わるあたりでしょうか、林道名が変わるような表示がありました。 表示には「三ツ玉・柏木山線」とあります。 |
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(56) 林道杏ヶ岳線出口 | |
林道名はともかく、ここまでダート6.0km、杏ヶ岳線の表示が出ている県道33号線沿いです(地図D)。 この地域にあって、こうして抜けられるこの林道は貴重です。 |
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(57) 林道鳴石線 | |
再び広域農道経由で林道杏ヶ岳線の入口前を過ぎて、画像のような地図Bの交差点まで戻ります。 ここを画像右に入って林道鳴石線になります。 |
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林道は鳴石集落を抜け、しばらく舗装が続きますが、クネクネとちょっとした蛇行の後、標高をあげてダートになります(地図E)。 案外に使用頻度が低いらしく、道はいたるところで少々荒れていました。 |
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この程度のクレバスも、坂ではずっとあります。 ただ景観のほうはかなり良くなってきました。また振り返っての西日方向を見下ろす風景も悪くありません。 |
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(60) 林道杖ノ神峠線 | |
ダートが2kmほど続き、同じ道のまま、林道杖ノ神峠線に入ってゆきます(地図F)。林道が変わると同時にここからは舗装されています。 | |
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ここが杖ノ神峠(地図G)。 まだ日陰には少々残雪があるくらいで、少し風が冷たい峠でした。ここから先は、榛名山の外輪山の内側が覗き始めて、箱根などのような景観を見せてくれます。 |
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峠を過ぎて、すこし下り始めたところでダートが始まり、この林道のダートはわずか1.3kmほどでした。木々の間からも、ちらちらと榛名湖が覗き始めるようになってきました。 本日の林道メニューはここまでで終了。 あとは美術館と温泉という、最近に多いパターン。 |
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(64)榛名湖 | |
榛名湖畔。まだ、ちょっと寒くて、薄着でゆっくりはしていられません。画像右奥が榛名富士。 | |
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林道から湖畔に出てきて程ないところ、この建物の二階の喫茶店と併設して一階にあるのが「榛名山版画美術館」。 ♪〜こじんまりした個人美術館ですが、なかなかいいです。 人物画の版画はさほどなんですが、風景の版画は好きだなぁ |
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美術館観覧後、湖畔を半周して榛名湖温泉・「ゆうすげ元湯」に入ります。え〜と入湯料は500円くらいだったかな?レポ書くのが遅かったので、忘れてしまいました(^_^;) お湯にそれほどの特徴はないですが、夕景の湖畔が見えてなかなかいいですよ。 |
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夕景その1、これ画像blogに出しました。 かなり寒いんですが、お好きな方にとっては、時が止まっているかのようです。 |
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夕景その2、沈み行く春の日・・・というには、やや桜の枝が寂しいです。 花がついたら、より綺麗なんですけれど。 |
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前回のレポにも書きましたが、今年はどうも出足が悪くなっています。 自分の問題だけでなく、まあ、いろいろあるのですが・・・ なんにせよ、久しぶりに本格ダートめぐりで気分が明るくなってきました。 まだまだ、昆虫などの活動も一部にとどまっていますが これからいろいろ出てきます。新緑も花々もこれからが最もいい季節 はやくも次の林道が楽しみです。 |
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