WOODLAND-TRAIL
トップページ>林道ツーリングレポート>062妙義荒船林道近況('05年)/群馬県
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群馬のコニグリ110乗り、USU@野遊び人さんから緊急呼び出しを受けて、妙義荒船林道を久しぶりに走ってきました。 林道走行は短いですが、緑深い山の中、なかなか楽しかったツーリングを簡単にレポしておきます。 |
●実走コース | |
(省)・・・(R18側より)妙義湖→【林道妙義荒船線】→【林道中ノ岳線】→県道196・・・(省) |
●データ(05.6.11) | ||||
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【林道妙義荒船線】 | 一部走行可(西側区間通抜不可) 今回走行可能区間のダート約8.3km 中之岳線との分岐から妙義湖までのダートは健在だが、かなり草木に覆われているうえ、路面も荒れ気味。分岐より西側は、分岐から1.5km付近で大きな崩落があって、通行不能(2輪、徒歩とも)復旧見込みもかなり期待薄。 |
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【林道中之岳線】 | 走行可 舗装進行中、ダート残1.5km程度(詳細未計測) 県道196側から入って間もなく舗装済みで、妙義荒船線近くに少々ダートを残す。 舗装されたのはこの1年半以内と思われるが、利用車もほとんどないはずで、また、既に落石も多くて舗装の上に散らばっている状態で舗装化は疑問 |
●林道地図 | |
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妙義・佐久高原エリアの林道地図 |
(1) 合流 | |
梅雨空にもかかわらず、わざわざ千葉から林道1本走りに行くとは、我ながら少々あきれますが、まあ、天気予報も悪かった分、途中の渋滞はないでしょうということで、まずは、早朝に富岡でUSUさんと合流。 ちょっと久しぶりのコニグリ110のお尻です。 |
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(2) | |
R18松井田町側からアプローチし、妙義湖の最奥を少し過ぎた河原沿い駐車場で一休みしながら、もうひとりの同道車、「田」さんを待ちます。 河原は土砂が堆積して水も伏流してしまい、ほとんど水場がないくらいですが、周囲の緑はとても豊かで、目が休まります。ポツポツ程度の雨がまた、緑を一層引き立てていました。 |
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(3) | |
注意深く周囲を見回すと、無数の石にまぎれてカジカガエルが活動しています。とはいっても、この日はあの美しい鳴き声は聞かれずじまい。喉を膨らませて鳴くかわいい姿が見たかったのですが・・・ (拡大画像) |
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(4) | |
そうこうしながら、USUさんと沢を散策しながら待っていると、「田」さんのキャメルカラーのdiscoが追いつきました。ここで、3台集合です。 | |
(5) | |
雨がポツリポツリと降ってきて、時間の経過とともに強くなりそうな気配もあるので、早速出発です。 昼なお暗い緑のトンネルも雨でしっとりしています。妙義湖を過ぎてから間もないこのあたりは、まだ路面状態もいいのですが、次第に岩がゴツゴツ、穴がザックリと荒れ放題になってきます。 |
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(6) | |
キャメルイエローが緑に映えますね。このあたりは、もう路面脇の草が大きく覆いかぶさってきていて、フロントウインドウをたたくようになっていますので、視界が狭く、前方の路面の安全確認には注意を要します。 | |
(7) | |
まだ、梅雨に入ったばかりで、路面にはさほど水溜りなどはなく、また、本来的に水はけは良い地質のようで、あまりマッディなところは全線通じてありませんでした。 | |
(8) 林道中之岳線との分岐 | |
ダートの開始から約5.6kmで左に分岐する林道中之岳線が見えてきます。ここでちょっと一休み。 |
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(9) 妙義荒船線の西側区間 | |
さて、今回は、この先どこまで走れるかが調査ポイント。前回この道に来たときには、この分岐の先ですぐウマが立てられていて(レポ030参照)、ここから先が既に入れませんでしたが、今回は少なくとも、少しは行けそうです。 | |
(10) | |
草木の覆いかぶさりは一層深くなっています。ボディの擦り傷増加は必至で、雨でぬれて滑りやすいボディでも、キィキィとうれしくない音があちこちから聞えてきました。 | |
(11) | |
少し濃い目のガスが掛かり始めて、深い山の雰囲気が出てきました。林間はかなり暗めで、走りながらの撮影は感度を上げてもブレてきます。 路面のほうは、時折、路肩が崩れているところ、崩れかけているところが見られます、この画像のようなフラットな区間もありますが、全体には荒れているほうです。 |
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(12) | |
深い霧と、深いブッシュの中、USU号を先頭に進む小隊。 LR車ってこんなシュチュエーションによく合っているなと思いませんか。 |
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(13) 通行不可の崩落 | |
(8)の分岐から約2.7km進んだところで、目の前に突然の大崩落。 崩落は、この画像右上方のかなり高い位置から崩れてきているため、かなり危険であり。これでは、当面改修の見込みも期待が薄いのではないかと思われます。 道は、一番左下の谷側にガードレールの残骸を見せる以外には跡形もなく、2輪車の走行はおろか、危険性からいえば徒歩も通り抜け不可でしょう。 |
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(14) | |
やむなく、ここでの引き返すこととなります。 転回しようかな?と回りかけましたが、あまりに狭い。おとなしく200mくらいバックして転回します。 |
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(15) | |
転回後しばしは、キャメルdiscoが先頭です。ご一緒するのは久しぶりでしたが、まだまだがんばってもらいたい車ですね。 | |
(16) | |
横からのブッシュは相当ですが、上からの枝もかなり多くてルーフキャリアは、もぎ取った葉っぱだらけになっています。茂みのひどいところでは安全性のため撮影できませんが、この画像のようにスカスカしたものでなく、上横、三方でびっしり草木がボディにまとわりついて狭いトンネルのようです。 | |
(17) | |
ようやく中之岳線への分岐に戻ってきました。距離は片道2.7kmですが、荒れとブッシュで結構距離を感じました。 ともかく、今回はこの林道、西側の和見峠方向へ抜けられるかなと思いましたが残念です。 |
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(18) 林道中之岳線 | |
同じ林道を戻ることなく、中之岳線を下ることとしました。 ところが、この中之岳線、最近になって半分以上の区間が舗装化されてしまったようです。 真新しい舗装路面が寂しく続いていましたが、もともと小崩落が多くある道であることから、そのアスファルト路面の上のいたるところで落石が散らばっていました。 林道中之岳線は、今回走ってきた方面にしか繋がっておらず、そのエリアに盛んな林業活動も見られず、なにか観光資源があるでもなし、また、人家があるでもないのにもかかわらず、この道をどうして舗装するのか理由がよく分かりません。おそらく、何年も待たずに舗装面は荒れ果ててしまうことと思われます。 |
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(19) 後はまったり | |
この地域から御荷鉾方面にかけて、まだ走りたい道もありますが、ぐずついた天気などもあって、この日の林道走行はここまで。あとはUSUさん自慢のガレージに入って、まったりTIMEです。 う〜む羨ましい。こういうガレージがほしいな〜 |
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今回は、当初から妙義荒船線の走行のみがポイントだったのですが、周辺にはまだ走行したことのない道も点在しています。また日を改めて、走ってみなければならないかな。 ともかく、ご一緒いただいたUSUさん、「田」さんにはお世話になりました。また、こちらに出向くときにはご一緒いただき、地元ならではの道なんかも教えてもらいたいものです。 |
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