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櫛形山周辺の林道(丸山・五開茂倉) / 山梨県

林道ツーリングレポート (068/'05.11.26)


 櫛形山を越えて奈良田温泉へ、晩秋の色濃い景観良好なルートを辿ってきました
このエリアへ足を踏み入れたのは、もうかれこれ12〜3年も前のことで、久しぶりに南アルプスを望む道を走ってきました。予想以上に舗装化が進み、道そのものはあっさりしたものになりつつありますが、やはり、雪を抱く山々を見上げて走る林道は爽快です。山は既に紅葉期を過ぎて晩秋の渋い景観が広がっていました。猿や野鳥以外はほとんど生き物の姿もなく寂しいともいえますが、繊細な小枝を通しての陽射しが明るく差し込む小春日和に幸せも感じる季節です。目的地は奈良田温泉。あまり時間の余裕はないですが、湯だけはゆっくり浸かってきたいものです。

●実走コース
(省)・・・中央高速甲府昭和IC→県5・39・107・12→【林道櫛形山線】【林道桃ノ木鳩打線】(往復)【林道櫛形山線】【林道丸山線】【林道池の茶屋線】(往復)→【林道丸山線】奈良田温泉→県37→【林道五開茂倉線】R52・140→中央高速甲府南IC・・・(省)

●データ(05.11.26)
【林道櫛形山線】
(長峰林道)
走行可
全長21.6km、ダート約0.8km
既にそのほとんどの区間が舗装されてしまった林道であるが、盆地、富士山ほか山々の景観は捨てがたい。また、途中から多くの林道を分岐する。県道12号方向から林道丸山線へ抜ける道で、県道12号線側の数km(4km程度?)は、旧名称か長峰林道の表示
【林道櫛形山支線】 通行止
全長・ダート距離未調査
櫛形山線(長峰林道)入口から約4.3kmで東方向へ分岐し下ってゆく。
【林道桃ノ木鳩打線】 走行可
全長約4.5kmダート約2.8km
櫛形山線(長峰林道)入口から約9.3kmで西方向に分岐。等高線沿いに緩やかに桃木温泉へ下ってゆき芦安林道に接続している。
【林道鳩打線】 走行可
全長約7km全線ダート(今回未走行)
櫛形山線(長峰林道)入口から。約10km程で西に分岐し上ってゆく。

【林道丸山線】 走行可(通行可の工事区間多し)
全長29.5km断続ダート計約3.4km
R52、県道413から奈良田温泉へ峰越えする地域の生活上でも重要なルート。かつてはロング・ハードなダートだったが舗装化が進んだ。

【林道池の茶屋線】 走行可
全長約2.6km全線ダート
丸山線から分岐して、櫛形山登山口へ続く、南アルプス白根三山の眺望もよいルート。

【林道足馴峠線】 工事中
開設中(未調査・非舗装のまま完成ならロングダート)
丸山線から五開線への区間と更に箱平線への区間とで工事中のロングコース。現在はダートで工事進行。完成が待たれる。

【林道五開茂倉線】 走行可
全長約19km、ダート計約5.4km/町営区間約2.9km・県営区間約2.5km
西側は南アルプス、東側はも渓谷と景観はよい道だが、この林道も舗装化か進んでいる。十谷峠を境に西が町営、東が県営の林道である。

【林道五開線】 走行可
全長約2.5km全線ダート(今回未走行)
五開茂倉線県営側から分岐して八町山方向へ登ってゆく渓谷沿いルート。


●林道地図  
櫛形山エリアの林道地図


(1) 林道櫛形山線(長峰林道・櫛形山林道)
朝、8:00と早くも遅くもない時間のエントリーです。
山麓の、南アルプス市飯野新田の集落をやや複雑に登ったところにあるやや広い市道。ここに「長峰林道入口」の表示があります(画像中央やや右の白看板)。
麓のこのあたりの山は、まだ紅葉が少しは残り、程ほどの色合いで迎えてくれました。のどかな雰囲気でいいですね。
(2)
画像の地点は、(1)からまだ程ないところであるのに林道の表示は「櫛形山林道」と表示されています。櫛形山林道と長峰林道の正確な境目は不明です。この先の(4)には林道櫛形山線始点となっています(一方が「○○林道」もう一方が「林道○○線」であることに注意)。
ともかく、まずは「この先工事通行止」の表示は気になります。2.5km先で工事通行止めのようですが、最悪様子だけでも見てくるということで前進します。
(3)
なるほど、ここからダートが始まりますが、既に路肩などに近く舗装を行う施工がされています。さらに先に進むと、工事車両などが並んでいました。作業員の方もみえたので、ちょっとお話を伺うと、日中工事につき全面通行止めだけれども、この区間だけであるので、今ここを通って、行きっ放しというならば、行きなさいということでしたので、丁重に礼を言って通行させてもらいました。
この先ダートは800mほど。そのうち、少なくとも手前300mくらいは直ちに舗装されそうな状況でした。
(4)
全体的な状況から見ると、ここが現時点での正規の「林道櫛形山線」の基点のようです。車の右側に林道表示、地図などの一群の表示がありました。と、ふと見上げたカラマツの黄葉の向こうに、朝の細い月がかかり、ちょっとひと時、山でしか見れない取り合わせに目を休めました。

(5) 櫛形山支線(開設工事中)入口
すこし先に行くと、左(東)に「櫛形山支線開設工事」の看板。そして道はダートで下っています。本当の開設か修繕なのか私には情報がありませんが、もと来た方向への下りですのでここはパス。先に進みます。
(6) 林道桃ノ木鳩打線
さらに先へ進むと、谷を隔てた向こう側にのんびり走れそうなダート路が見えてきます。その道は、谷を遡るにしたがって徐々に近付きここで合流。林道桃ノ木鳩打線です。入口にはゲートが用意されていますが、特にシーズン中に閉めることはなさそうです。方向としては芦安温泉の方向へ伸びている道で、やはり今回向かうべき方向(奈良田温泉)とは外れますが、楽しそうな道筋を前もって見せられてしまったので、ついつい足を向けてしまいました。
(7)
この林道は山肌に沿ってゆっくり下ってゆくルートで、終始、左に山、右に谷の展開です(下り時)。
しばらく走ってゆくと、眼下の谷底には、県道20号に沿って続く芦安温泉等がよく見えてきて、高低差を感じますよ。なお、県道20号線は、芦安温泉の先で南アルプススーパー林道へ接続してゆく道です。また、その少し先では、行き止まりの道ではあるものの、桃ノ木温泉を経由してその先の谷筋へ続いてゆく芦安林道もあり。今走っている林道桃ノ木鳩打線は、この芦安林道に接続しています。
(8)
林道の北西方向・芦安温泉の先になる、夜叉神峠方向のひと山向こうには、南アルプスの白根三山のうち間ノ岳3189.3mと、日本第二位の標高を誇る白根山北岳3192.4mが見えています(左画像)。また、北方向の山々もとてもすがすがしく(右画像)、やはり朝の山はいいものだと思います。

(9)
この林道のダートは意外に短く、櫛形山線入口から2.8kmほどですぐ脇に見えてくる滝のあるところまでで舗装に変わってしまいます。しかし、ここまでほぼ全線で楽しめた、北方向に展開する谷側の景観は、ここで引き返すにしても来た甲斐のあるものでした。
なお、路面はかなり整備よく、また幅員も程ほどにあるので一般車でも困難がないでしょう。

・・・・この先で舗装路面に入ったところで、再び櫛形山線へと引き返します。
(10) 林道鳩打線入口
林道櫛形山線に戻り舗装ルートを先に進むと、そう距離もなく再び右(西)方向へと入ってゆくダート林道が見られます。林道名は「林道鳩打線」と記されていますが、こちらは先ほどの桃ノ木鳩打線とは違って登り方向の林道です。
この林道は、実は7kmとまあまあの距離のダートが続く穴場の林道なのですが、時間的余裕を考えると今回は、ちょっと残念ではあるもののパス。先へと進みます。
(11) 展望台
林道櫛形山線は、東側に盆地や富士山、その他の山々を時折覗かせながら、まだ先に続きます。まず、眺望一つのハイライトはここの展望広場でしょう。通常の観光地にあるようなミニパーキングといった風情ですが、さすがに林道内の施設であり、ひっそりはしています。オブジェクトの穴から覗く富士山は広場の名物なんです。↑画像はクリックで拡大

(12) 儀丹の滝


展望広場をもう少し先へ進むと、なにやら崖地に乗り出すように建っている小屋が見られます(右画像)。これは滝の観瀑台で、滝は儀丹の滝といって雨乞いの霊所として知られる所であるようです。
なんでも、「儀丹」というのは奈良時代の名僧の名前であるようでそうした説明書も掲示されていました。このような各地で見る自然の造形に、いちいち偉人とされるような、古人の行いの痕跡のような形で話しが残されているというのも、私としては笑える話ではありますが、かといって、まったく興味がないわけでもありません。
ここからは、滝を見下ろすような感じになっていて(左画像)、二段の滝の全貌が見えます。ただ、滝は見下ろすアングルというのはいま一歩かもしれません。
(13) 林道丸山線
延々と20km以上走ってきた林道櫛形山線はここで終点。林道丸山線に出ました。画像の手前方向がR52方向の下り、左奥方向が峠を経て奈良田温泉方向です。無論ここを右折します。
(14) 巨大なスズメバチの巣
しばらく、舗装された林道をのんびり走っていると、画像では小さいですが、見た目ではすぐにそれとわかる大きな壺のような蜂の巣が、谷の向こう側の樹にぶら下がっているのが見えました。これは大きいです!縦に少し長い卵形で、そうですね・・・長径50cm×短径40cm以上はあったのではないでしょうか。キイロスズメバチの巣なのでしょうけれども、こんなに大きいものはちょっとお目にかかった記憶がありません。
(15) 林道池の茶屋線
そうこうして、林道丸山線が九十九折れに登り始め、進行方向右方向に支線を分岐(この日は通行止め。ちなみに支線入口は富士山のよい撮影ポイント)した後0.5kmくらいでこの分岐に出ます。
本線は舗装のまま左に続き、右(北)方向へ伸びているのが林道池の茶屋線です。
(16) 
同じ分岐から池の茶屋線を見たところです。景色もよく幅広のフラットダートが続いていて、楽しい気分にさせてくれます。
入口には、徒歩ではちょっと怖い「クマに注意!!」の張り紙がありました。張り紙の写真はこの林道でのものでしょうか?ちょっと立派すぎないかな〜
(17)
池の茶屋線からの展望です。、白根三山がより間近になってきました。カラマツの枯れ姿もいいですね。

(18)
道程も中ほどで幅員は細くなってしまいます。でも、カラマツの落ち葉が降り積もり、ふかふかのオレンジ色の絨毯のようで、なんとも気持ちいい道です。
この林道は、(15)の分岐から2.6kmで行止りになる片道路ですが、途中の眺望といい、立ち寄って走る甲斐はある道だと思いますよ。
(19) 櫛形山登山口
ここが、この林道の終点に設置された駐車場で、櫛形山の登山口になっています。2051.7mの櫛形山山頂へは、ここから登り約60分、下り約45分で往復できますので、もう少しだけ時間があれば、せっかくの好天なので、ひと歩きしたかったところです。
同行のマダムはすっかり私が登るつもりでいるものと思って、登る準備をしていましたが、思いとどまってまたの機会ということに・・・

←クリックで拡大します
(20) 林道足馴峠線(開設工事中)入口
再び(15)の分岐まで戻って、林道丸山線を先に進みます。分岐からすぐ、0.4kmくらいで画像のダート林道入口が左(南)方向に見えてきます。これは林道足馴峠線で、工事中の表示はあるものの、少なくともしばらく先までは走れそうに見えます。ただ、この道は、本当に新規開設中で、完成すれば、ずっと先の林道五開線を経由して、林道箱平線まで20kmを越えそうな道程です。完成から舗装されるか、初めからゲートCloseということも考えられますが、ダートで開放されれば景観も含めて期待できそうです。
(21) 林道丸山線(ダート区間)
丸山線は更に先に進むとやっとダート区間に出ますが、このダートもそう遠くなく舗装化されてしまうのでしょう。ダート区間でも断続的に舗装部分が現われます。
また、丸山線は通行止めにはなっていませんが(おそらく生活道路として必用なためでしょう)、工事中区間が多く、出くわすたびに工事を中断させて通してもらうのが、やや忍びない感じで、あまりウキウキとは走れない道です。この日も、まず道いっぱいの車幅のコンクリートミキサーがコンクリート流し込み中に出会い(画像左下)、次いでユンボの土砂ならし作業を待ち、(画像右下)に、そして、もう一回ユンボに作業中断してもらってという具合でした。
(22)
舗装作業の進む林道丸山線ですが、特定の一こまだけを切り取れば、こんな味のある切通しも残ってはいます。
けれども、以前ここを走ったときに比べたら、見る影もないほどのダート距離。各地で見られる舗装化の流れは、どうしようもないのでしょうね。

(余禄)
この道に限って言えば、他とは違って生活用道路の色合いも濃いことから、やむを得ない部分もあるでしょう。しかし、単に舗装はしたものの、ほとんど使うこともない各地に存在する壊れるのを待つばかりの舗装路は、いただけません。ダートよりずっと寂しい道です。いろいろな意味を込めて・・・
せめて、工事予算配布がまず先にありきで、その予算を要不要にかかわらず適当な路線の舗装化にあてがうということだけは、避けてもらいたいものです。私自身は、税金の使い道自体に、少々の無駄というのか、融通があったっていいと思っていますけれど(なんだって遊び=余裕というものが必用なんです)、しかし、本当の意味の「公共」にプラスとなることへ余力を回すあと少しの知恵や努力が足りないと思います。土木会社への経済的配慮は一見公共的観点に見えても、それは一部のみの保護に過ぎないもので、かつ、他全体を害するものであることに、自治体には十分な留意を求めたいところです。
あえていいますが、このようなことをここで書くのは、「私がダートの道を走りたいから」が理由ではありません。そういう気持ちはあっても、それはそれとして心にしまって、もう少し全体的な目で言っているつもりです。しかし、残念ながら、世間の目は単純に私的都合でそう言っているようにも見えてしまうのでしょうね・・・
(23) 奈良田集落
今回のメインの目的地はここ奈良田。そうそう、温泉に入りに来たのでした。県道沿いの駐車場に車を停めて、やや山側にある温泉へと歩きます。狭い河岸に寄せ集まる集落を上から眺めるのはいいですね。また、各家の軒下には干し柿がぶら下がっていて、味わいある秋色を楽しませてくれました。

(24) 奈良田の里温泉・女帝の湯
奈良田温泉には、白根館といういい宿があるのですが、今回はこの日帰り湯の奈良田の里温泉に入ってみます。
1人500円、ぬるくて、肌がとろけるような軟水のお湯にじっくり浸かって、疲れを癒せますよ。

(25) 奈良田湖
まっ昼間にひと風呂浴びた後は、昼食です。ちょっと寒いので、お店で食事でよかったのですが、いつものように冷凍ラーメン買い込んでましたので、奈良田のダム湖を眺める公園にて、湖水を眺めていただくこととしました。↑クリックで拡大

(26) 林道五開茂倉線
ひとまず、目的を達したので、帰路につきます。しかし、ここは山奥の地、帰路とはいっても、一山林道を越えねばなりません。ひとたび林道に入ったら、サッサト通り過ぎることなど出来ない私ですので、やはり、山を越えて高速道のICに向かう頃には夕方でしょうか・・・
さて、ここは奈良田から県道37号を10km程度南下した新倉の集落。画像走行中の道は県道の旧道です。ここから「茂倉入口」の表示にしたがって、林道五開茂倉線へと向かってゆきます。
(27) 茂倉集落
道は初めから狭い舗装道ですが、ここでいちど開けて茂倉集落に出ました。かなり山奥の狭い土地に家々が寄り添うように並ぶ本当にのどかな集落で、丸々一日民家の庭先で過ごしてみたい気さえしてきます。
(28)
それほどの急坂はなく、比較的見通しのよい道をゆっくり登ってゆきます。見下ろす谷の色は、まだ錦がうっすら混ざって美しく目に映りますが、画像では、空と谷間のコントラストが強すぎて、明るさをいずれかにすっかり合わせてしまうと、もう一方が白く飛ぶか黒くつぶれるかしてしまうので、なかなかうまく写しこめません。
(29)
今回のように、奈良田温泉のある県道37号線側から甲府方面へ戻るというコース取りでは仕方ありませんが、この道は、背後に南アルプスをみるような形になってしまうので、走りながらですとその景色が見えないのは、ちょっともったいなく感じました。
道幅はご覧のように比較的余裕あり。
(30) 十谷峠
櫛形山塊の峰越えで、早川町と鰍沢町の境にもなる十谷峠です。
峠のこちら側と、向こう側の2箇所にゲートが用意されており、同じ林道五開茂倉線でも、早川町側のこちら側は町営林道。向こう側鰍沢町側は県営林道になっているようです。
下の画像は、左画像が峠にある道標、右画像は鰍沢側(十谷温泉方向)の眺望です。秋の日の暮れるのは早いもので、まだ、15:00ごろと早い時間なのに、もうそろそろ夕暮時の感じさえあります。
(31) 県営林道区間
峠を過ぎると下りは舗装になります。岩肌のある斜面を下って行くルートを、下から見上げたところです。この辺の山の色合いも、こんな小さな画像ではいまいちですが、実際にはもう少し綺麗なんですよ。やはり紅葉と岩肌の取り合わせはいいですね。
(32) 林道五開線入口
舗装路のまま、大柳川の川筋まで谷を下りきると、林道五開線の入口が左(北)方向に分岐します。左の画像では、今来た方向は、見えづらいのですが、画像の左下隅にちょっと見えるゲートの方向。本線は、画像のこちら側へと舗装のまま続きます。代官号の後ろ側、開いた黄色いゲートの先へ続く正面のダートが林道五開線で。美しい渓流に沿って楽しそうな道が続きます。今回はここも残念ながら走っている時間がありません。
(33) 銚子口二段の滝
林道五開線の入口の(32)から、本線を少しだけ南に下ると、大柳川を隔てた対岸に、紅葉の中、光条のような2つの弧を描く滝が見えてきます。これは「銚子口二段の滝」という滝でこのあたりでは一番の美瀑といわれています。
滝の白色は紅葉の赤や黄と組み合わさることで、シャープな流れも、ソフトなしぶきも、共に生き生きと見えて、とてもマッチするなと思います。
この滝が流れ込む大柳川渓谷は、紅葉の盛りの時期に来ればもっと素晴らしい紅葉に出会えたのでしょうね。
(34)
銚子口二段の滝あたりまでは、十谷峠から、ごく一部を除いてずっと舗装路で下ってきた林道ですが、ここにきてやっと落ち着いたダートになりました。
この先十谷温泉まで区間のダートは約2.5km。渓谷に沿ったしっとりした道です。

今回の林道めぐりはここでおしまいです。走りたそうな道も、やや我慢しながらになってしまいましたが、晩秋の落ち着いた雰囲気は十分楽しめましたよ。

今回は、日も短い晩秋のワンデイ・ツーリングでしたので、限られた時間内であり行動範囲が限られました。周辺にはまだまだ、走ってみたい道がたくさん残されているようです。また、時間があれば標高2051.7mの櫛形山へもハイクしたいもの。機会を見ていまいちど訪れたいものです。既に紅葉期を過ぎたためでしょう、好天の休日であったにもかかわらず、帰路の高速は意外なほどに流れていました。






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