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八溝東麓の林道 「春はまだ」ミニレポ / 福島県

林道ツーリングレポート (083/'08.03.09)


 春はまだ?もうすぐ?の八溝山麓ミニレポです
八溝方面で時間が出来たので少しだけ林道に入ってみましたが、今年はまだちょっと早かったようです。もう2週間くらいすれば、いろいろお楽しみも出てきそう。今回は、凍結路面とキーキーというブッシュ攻撃で林道は早々に退散しましたので、ミニレポです。

●実走コース
(略)→R349・R118→【林道金沢入宝坂線】【林道板室入宝坂線】→R118・県231→山本不動尊→【鬼ヶ頬林道】→R118→(略)

●データ(08.03.09)
【林道金沢入宝坂線】
通行可
ダート約3.6km
金沢側(R118側)入口はやや分かりずらい、入宝坂側は分かりやすい。元々細い規格であるが、走行少なく枯れ草が多く擦り傷多数必至。一部登板区間に凍結箇所あるが四輪駆動なら通行可。
【林道板室入宝坂線】 通行可一部凍結走行不可
ダート約11.0km
通行止規制はなし、しかし入宝坂側入口の登板区間が全面的に凍結し危険。
【鬼ヶ頬林道】
通行可一部凍結走行不可
ダート約6.5km

通行規制なし、しかしダート開始から2km程度で全面凍結路となる。

●林道地図  
作成なし

(1) 林道金沢・入宝坂線
林道金沢・入宝坂線は、国道118から、林道板室入宝坂線近くに繋ぐ細く短い林道です。国道118側は入口にたどり着くまでが少々分かりずらいですよ。R118を茨城方面から来ますと、矢祭市街を過ぎて、中学校のすぐ先を右折しますが、その先も少し分岐があります。
林道の入口からすぐにダートが始まります。
(2) 
まだまだ枯れ木・枯れ草ばかりであたりは褐色一色ではありますが、ぽかぽかと春の陽だまりで気持ちいいです。山は林床まで光が行き届き、もうすぐ春だけ花開くスプリング・エフェメラルたちが顔を見せるでしょう。
(3)
やっ、まだ雪?・・・いや、雪の状態ならこの程度どうということはないと思いますが、完全に氷になってしまっています。デフ・ロックしないと溝に沿って後ろに落ちます。 で、やっと氷の登りを終えたと思えば、今度はブッシュ攻撃。例によって撮影箇所はまだましな箇所。ひどい所は前方視界が危うい状態。通過後ボディは泣くほどヘアラインが増えました。
(4)
(5) この短い林道の峠的なところに小さな広場がありました。このあたりは少々霜が降りています。暖かな陽射しですぐに気温は上がってきていますが、この朝の最低気温は、周辺平地で-1℃くらいだったようで、標高のあるこのへんは-3℃くらいにはなっていたのでしょうね。春にはまだもうちょっとだけ時間が必要でしょうか。
林道金沢・入宝坂線の入宝坂側の出口です。 出口は直接R349に出ますから、すぐ分かります。
(6) 林道板室・入宝坂線
この地方で、八溝山の本体にある林道以外では比較的ロングダートの林道板室・入宝坂線です。林道金沢・入宝坂線をR349に出た後、ほんのちょっと走れば、この林道がありますので、繋いで走ろうと思いましたが、入口からいきなり・・・(右画像)坂が全部フラットに凍っていました。こういうのは絶対的に危険ですので、一歩もチャレンジさえせず撤退します。道路で遊ぶために来たわけではありませんから。
(7) 山本不動尊

矢祭から、塙を過ぎて、R118の棚倉バイパスへ入り、すぐ左折して県道231に入ります。道なりに真っ直ぐゆくと山本不動尊というお不動さんがあります。
由縁はよく分かりませんが七福神が仲良く並んでいました。またそびえる岩峰に掘られた岩窟内にある奥の院へは、急な階段を上ってゆきますが(左画像)この石段の左右には、不動明王の眷属・・・だったと思いますが・・・三十六童子像がおかれていて、なかなか楽しめますといってしまっては不遜かな。でも、私、全宗教について信仰心ゼロに等しいのですが、哲学的及び美術的意味合いで、寺社仏閣など結構好きなんです。

この山本不動尊の先は実は林道となっていますが、たしか車両通行止だったと思います。今回先は見てもいません。
(8) 鬼ヶ頬林道
次は、山本不動尊のある沢のすぐ隣の筋の沢を上る鬼ヶ頬林道です。林道名の本来の3文字目は、サイト上に文字では表示できない字体で(次の(9)の右画像参照)、常用字体を当てるならば「頬」が適当と思いますが、地図などで「煩」を当てているのを見かけます。林道に入るなり幅員が広く、左画像のように周囲が白っぽくて、この道が鉱山系でダンプの頻繁に行き来する道であることが分かります。右画像が、この日は日曜でお休みの採石(砂?)場。どういう石を採掘してるかは良く分かりません。
(9)
ダートは採石場前からでしたが、林道表示は採石場の少し先です。立派な営林署表示板があります。もちろん採石場から先は普通の林道になります。
(10)
暖かな陽射しの中、この日の林道を通じて、随所で枯れ木に野鳥の姿が見え隠れしていました。これはエナガです。スズメより一回り小さく、くちばしもめちゃめちゃ小さい可愛い鳥ですよ。 伐採された木材がきれいに並べられて気持ちよい風景です。できたら木材一山売ってほしいですな。
(11)
この林道は沢の奥部へ続く比較的ロングの片道路です。
道は少しづつ鬼頬沢を上ってゆきますが,、次第に氷雪模様になってきました。深入りしてもあまりいいことはないと思われますので適当なところで引き返しました。

この方面、今年は思っていたより春先に降雪があったようで、凍結も多かったです。林道はもうちょっと先がよさそうです。今回はあまり林道自体は走りませんでしたが、暖かな陽射しであそぶ野鳥の姿が印象的でした。エナガのほかシジュウカラ・コゲラ・メジロなど、自宅周辺と何ら、かわりばえはないながら、やはり個体数はぐっと多いです。




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