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トップページ>林道ツーリングレポート>085 栗原川林道'08/群馬県
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情報によれば最近、比較的安定している栗原川林道でロングダートを楽しみました。梅雨明けが待ち遠しい中、やはり山の空気はいいですね。この日の平野部は30℃を越えていましたが、夕方に平野に下りるまで比較的爽やかな一日でした。 |
●実走コース | |
(略)→前橋IC→赤城山→県251/267・R120→【栗原川林道】→【新地林道】→根利集落→県62・R122/50→一般道(略) |
●データ(08.07.05) | ||||
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【栗原川林道】 |
通行可 ダート約39.7km 長いルートのため路面状況も様々。ところによりガレ気味の区間もあるが、それでも乗用車で無理ということもない状況で登山口にはセダンの姿も少なくない。 |
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【新地林道】 | 西側からのみ通行可(小中新地林道側ゲート閉鎖) ダート約9.5km 西側の栗原川林道からは通行止規制なく、ほぼ全線が走れるが、最後の最後、小中新地林道へ出るゲートが閉鎖。路面は状況良好。 |
●林道地図 | |
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群馬県/栗原川林道周辺エリア |
(1) 小沼(赤城山) | |
赤城山の小沼(左画像、「この」と読みます)。以前からここでカヌーができたらいいなと思っていて、この日はこれがメイン目的でALLY(カヌー)を積んでいったのですが、いきなり入口に「カヌー・・・できません」の張り紙です(右画像)。 無念ですが断念です。しかし、カヌーが水に浮かぶことだけみたら、それ自体は自然に何ら影響を与えないことですから、湖畔を徒歩で散策することと比べてみても、より自然を壊すことなどないはずですが、1個人が水上に漕ぎ出すことならば問題なくても、多くの人が入ることを許すと、人によりけりであるマナーの問題のため、具合が悪いということでしょうかね?そういうことであれば、まあ、致し方ないとは思いはします。ただ、私も自然を慈しむ姿勢を強く持っているつもりですが、カヌーと自然保護は直接には相反しませんので、その点だけは、過剰な自然保護傾倒ぎみの方に理解願いたいところです。 |
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(2) 覚満淵(赤城山) | |
小沼のすぐ近く、小さな湖水と湿原が広がる覚満淵を散策しました。時期的には撮影対象はあまり多くはなかったですが、天気もよく、のんびりと緑の野を歩くのが久しぶりで、このまま寝転がってしまいたくなるようでした。 |
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(3) 栗原川林道 | |
今回は栗原川林道を北側の吹き割りの滝側から入ります。林道入口(左画像)には、「通行可」の表示が出ていますので、まずは一安心。ほんの少し進むとすぐにダートが始まります(右画像)。右の画像の停車位置から右手にトウモロコシ畑を眺めながら、クーラーから取り出した冷菓を食べてましたが、なんだか、ここから林道を見た感じでは、この先40kmほども続く山道の入口とは思えないほどあっさりしてますし、車の通行もないです。 |
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(4) | |
栗原川林道は、距離が長いだけに様々な路面、様々な景観が楽しめていいですね。岩の間を抜け・・・野原の脇を抜け・・・と変わる景色を次々と後にしていきます。基本的にはいつも西側(今回の進行方向では右側)が谷になります。 |
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(5) |
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夏はやっぱり緑のトンネルがいいですね。気持ちの良いひとコマです。 |
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(6) | |
栗原川林道の北側区間の象徴である素掘りのトンネル。南側の根利集落方面から来た場合には、ここまで来ると、この長い林道もそろそろ終わりだなあという気になりますが、反対に北側から入ると、ここまで結構、距離を感じられるものです。周辺では、テングチョウがたくさん見られました。テングチョウはこの時期目立つタテハの仲間。顔がまさに天狗顔なのが特徴です。 |
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(7) | |
20km近く走ると、道の両側にちょっとした広場があって、左画像正面には公衆トイレも設置されています。皇海山(すかいさん)の登山口になっており、右画像に見える橋の先も駐車スペースがあって、林道中でここだけはちょっと賑わっています。ちょうど昼食時となったので、ここで昼食にします。左画像のトイレ右下、右画像の真ん中あたりに河原へ下って行く道が付いているので少し草が生えていますが突入します。 |
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(8) | |
せっかくの自然の中で味気ない気もしますが、陽射しが強いので林道の橋の影に車を停めて昼食に。この登山口付近で標高は1300m台くらいでしょう。沢のせせらぎの中での食事はいつも心地いいものです。 |
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(9) | |
食事後は、登山口にある林道ゲートの先へさらに進みます。緑まぶしい中で路面は快適です。 |
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(10) | |
ここは根利集落側、南側区間の象徴である林道記念碑のある小さな広場です。 |
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(11) | |
とても美形のヘビが小枝の間を縫っていました。ヒバカリですね。40-60cmくらいしかならない小さくておとなしい蛇です。 |
前に昼食をとったこともある、見晴らしのいい広場です(一番上の扉画像も同所)。 |
(12) | |
長い栗原川林道も残すところ1.5km足らずというところで新地林道との分岐があります。左画像は車の向きは逆ですが、今回来た方向は左奥から、手前がこの林道の出口根利集落側で、画像右奥が新地林道です。分岐には右画像のような林道案内があります。 |
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(13) 新地林道 | |
時間もあるので、新地林道〜小中新地林道へと繋いで帰ろうと考えて、(12)の分岐を新地林道へと入りました。針葉樹の木立の中をやや上り気味に道が進みます。右画像は(12)から7km足らず走った地点の分岐です。どちらが本線でどちらが支線かは分かりませんが、ここを右に進むと3km足らずで小中新地林道へと繋がりますので、ここは右に進みます。ここを左に進んだ先は、2.6kmくらいで行き止まりで、レポ24(その2)の(31)以降に様子を載せてあります。 |
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(14) | |
路面も快適で順調でしたが(左画像)、小中新地林道までは、もう目と鼻の先というところにあるゲートがなんと閉まっていました(右画像)。ここまできて・・・という感が強いですが、しょうがありません。全長約9.5kmのこの新地林道のほぼ全線を往復することとなりました。 |
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(15) | |
新地林道のほぼ全線往復の後(12)の分岐に戻り、栗原川林道(このあたりは、以前は倉見沢林道といわれていた区間です。)の残りを走り、最後に画像の鹿ゲートを通り抜けてロングダートの終了です。 正式なことは分かりませんが、栗原川林道は、今回走った順に(7)の登山口までが「栗原川林道」、その後(10)-(11)の間あたりまでを「栗原川根利林道」、そしてそのあと根利集落までの残りが「倉見沢林道」という名称(旧称?)があります。 |
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当初の予定は、昼くらいまでカヌーと湿原散策撮影をし、午後に林道でしたので、林道が長い栗原川林道ということもあって、日の長い7月初めといえども、日暮れ時までたっぷりかかりそうだと思っていましたが、カヌーが×になったため、まだまだ日の高いうちに帰路につくことになりました。しかし、結構疲れるものですね。林道ではちょくちょく停止して降りたり乗ったりを繰り返していますから、案外体力を使ってるかもしれません。平野に下りてから温泉に入って汗を流し、下道でゆっくり帰宅しました。 |
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