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トップページ林道ツーリングレポート094 房総の林道・柚ノ木線/千葉県


房総の林道'12・柚ノ木線ほか / 千葉県

林道ツーリングレポート (094/'12.01.02)

 冬の林道といえば房総ですが、随分、久しぶりのレポです。
地元、房総の林道。地元だけに、何かのついでに一部は単発で時折走ることもあるものの、レポは随分久しぶりになってしまいました。房総では、雪は滅多に降らないし、積もっても雪が残るのは数日だけで、冬もたっぷり楽しめます。ただ、この冬は、昨秋の台風の影響が残っているところも多いようで、あちらこちらに通行止め個所があるようです。
今回は、外房側から、馴染みのある林道を何本か走ってみようとアプローチしてみました。

●実走コース
省略→大多喜町→R297→【林道深沢線】【林道大野線】→県82/R297/県82→R128→【林道浜荻線】→R128/県181/県34→【林道柚ノ木線】→【林道淵が沢奥米線】→【林道高山線】【林道横尾線】【林道大幡線】【林道横尾線】→R410→鴨川市→省略

●データ(12.1.2)
【林道深沢線】
通行可
ダート約0.4km(貫通)
R297大多喜町上原から入る。国道から入ってすぐダートが始まるも舗装化が進む。数年前まで1.4kmのダートが残っていたが、ほとんど舗装され、ダートはもう400mくらいしかない。出口からすぐに林道大野線に接続。

【林道大野線】
(仮称)
通行可
ダート約1.8km(貫通)
林道深沢線出口(南側)でT字路を左折すぐの「増田製作所」の入口右脇から細いダートが始まる。ダートは健在。林道というより里道。

【林道浜荻線】 通行止
ダート約4.0km(往復路・延伸工事中)
旧天津小湊町と旧鴨川市境のR128すぐ眼下に起点。沢沿いから急登板し、景観良好な道だが、今回はダート開始地点に「1.6km先工事で通行止」の表示と簡易ゲートあり。→林道図鑑へ

【林道柚ノ木線】
通行可
ダート約5.4km(貫通)
長らくかかった南北区間の接続工事も終わり、安定して走れる道になったでしょうか。眺望・景観もよく、房総の林道の中でも、最も好きな道の1つ。路面は急登板区間に若干荒れがあり、乗用車での通行は厳しい。

【林道淵が沢奥米線】
通行可
全線舗装
房総の林道のメインストリートを繋ぐ道。
【林道高山線】 通行可
ダート約4.0km(貫通)
旧天津小湊町と旧鴨川市境のR128すぐ眼下に起点。沢沿いから急登板し、景観良好な道だが、今回はダート開始地点に「1.6km先工事で通行止」の表示と簡易ゲートあり。

【林道横尾線】 走行注意又は困難
ダート約7.0km(貫通)
房総の林道の盟主的存在だが、今回は台風の名残か相当な荒れようで、高山線側から走り、大幡線分岐の西約1km付近まで走ったところでUターンした。

【林道大幡線】 通行止
ダート約0.2km(貫通)
横尾線の支線的な道、横尾線から大幡集落へ急坂を下るほぼ全線コンクリート舗装の道。今回全線走ったが、麓側だけ電気ゲート閉鎖で出られず。


●林道地図  
房総・夷隅エリアの林道地図
房総中央エリアの林道地図


(1) 林道深沢線
久しぶりの深沢線です。この写真は国道から撮ったもの。入口からすぐダートが始まります。

路面も悪くなく、問題ないように思われましたが・・・


(2)
そう走っていないうちに、舗装が始まってしまいました。数年前までは、貴重なダートが1400mほど残っていました。

深沢線出口です。この林道は入口も出口もきちんと林道表示板が立っています。

(3) 林道大野線(仮称)
深沢線出口((2)右写真)から左折するとすぐに「増田製作所」に突き当たります。そこを右に折れてすぐがここ、林道大野線の入口です。ここも初めからダートです。

この道は、林道というよりは明らかに農道の趣。一部で林内も走りますが、片側、時には両脇に田んぼを見下ろすような区間も長く、正確には林道ではないのでしょう。「大野線」は勝手に名付けた仮称です。
(4)
畑脇に植わった冬枯れの木が、雰囲気あっていいですね。

大野線の出口です。手前の道は県道82号線。画像に差し込んだ「大野浄水場」の看板が目印になってます。

(5) 林道浜荻線
少し大きく移動して、鴨川市東部へ。ここ浜荻線は、眺望も良い林道なので楽しみにしてましたが、今回は、ダート開始地点でいきなり「この先1.6km工事中のため・車両通行止め」とのこと。残念です。延伸工事はどこまで進んだでしょうか。この道はダートが4kmほどはありますので、「1.6km先」の工事というのは、延伸工事ではなく、補修等でしょう。
しかたなく、葛ヶ崎海岸でひとやすみ。

(6)
葛ヶ崎海岸の景色です。海鳥たちがたくさん飛び交い、ここはのんびりする海岸です。

(7) 林道柚ノ木線
柚ノ木線が全線開通して、やっと来る事ができました。地元の好きな林道なのに・・・左の写真は、林道入口にある鴨川市清掃センターです。これを左に見ながら、右写真の林道表示のある入口を通過して進みます。

(8)
明るくて気持ち良いです。、爽快な道です。

入口から700mほどで、右に橋を渡る分岐がありますが、ここは左斜めが本線。

(9)
しばらく先に砂礫が崩れていた跡がありました。房総ではこうした場合、土砂がほとんどで、砂礫は珍しいかも。

右上を見上げると、谷を大きく回ってこの林道が上っていくのが見えてきます。

(10)
逆に、登板の途中から、先ほど見上げた地点を見下ろします。

道はだいぶ上ってきました。路面が大きく広がったところで一休み。鳥の声が少しだけ聞こえるくらいで、かなり静かです。

このあたりでの撮影枚数がずいぶん多いです。房総の林道に多い窮屈な感じが少なく、のびのびとしているからでしょう。

(11)
柚ノ木線は、地元房総の林道の中でも、特に好きな道の一つです。今でこそ南北の区間が繋がって貫通となりましたが、長い間、稜線側からだけの往復路(北区間)でした。しかし、それでも眺望や雰囲気などから、私の1、2番のお気に入りでしたので、今は一番のお気に入りといって良いかもしれません。
(12)
斜めに走る地層の露頭が房総の林道の大きな特徴の一つ。低くてなだらかな山なみとともに、房総の林道らしい切り取り。
(13)
切通両側の地層が見事です。左の区間の路面はまるで一枚岩の沢床のようになっていて、そぉっと走らないと、ガツガツとショックが厳しいです。ここを抜けて眺望のいい右の写真の場所でまた一休み。
(14)
ここはかならず、一息入れるお気に入りの場所です。

見上げると地層がずっと上まで続いています。崖が円弧状に削ってあるので、メガネのレンズの歪のような錯覚も。

(15)
季節的には、草花もやや寂しい季節。
ここは、北側に高い岩壁を背負っている暖かな斜面なので、ススキの枯れ穂以外にも、ちょっとした見物がちらほら。
右はリンドウのツボミ。
(16) 柚ノ木線〜淵ヶ沢奥米線〜高山線へ
左の写真が林道柚ノ木線の出口(入口)。手前の舗装道が林道淵ヶ沢奥米線です。ここを左折して、ほどなく右の写真の高山林道入口へと向かいます。高山林道は、右写真の先のほう、日の光が路面に漏れているところが入口です。

(17) 林道高山線
高山線も、眺望が良くていい道だったのですが、最近、あまり使われていないようで、路面は最低限の幅員分しか確保されずに、両脇にはススキが生い茂っていました(も少し先はこんなものではないのです)。右写真は、安房高山の登山口。馬頭観音が祭ってあります。

(18)
高山線の谷側には、十年位前にきれいな木製のガードが整備されたのですが、いまでは、あちこちで木が腐食して崩れてしまっていて残念。こういうものを維持するのは大変ですね。

いつも撮ってしまう高山線と横尾線の出会地点。道路の曲線の組み合わせがいい感じなのかな。
(19) 林道横尾線
横尾線です。房総一級のこの林道も久しぶり。

入口から2km程度は、ややぬかるんだところがあるくらいで、問題はありませんでしたが・・・

(20)
ここ大幡線との分岐点で「これより先、車両の通行ができません」の表示。でも、この表示仮置きではないですね。とすると、「なるべく入ってくれるな」の意思表示なのかな?くらいに思って進みましたが、いや、結構に荒れてました。主に台風の大雨によると思われる登板区間でのクレバスがひどくて補修されてません。深めのクレバスをまたいで、越えて、レーンチェンジしつつ700mほど進んでみましたが、悪くなる一方のようです。クレバスの深さは50〜70cmくらいあり、片輪落とすと少々まずいですねという感じ。
複数台でのツーリングではないので、躊躇なく走行中断します。こういうのを楽しむ性格ではないですから。
(21)
このくらいなら問題がないのですが、深いクレバスはこの先もうすぐです。
(22) 林道大幡線
でもって、横尾線を引き返すとなると、横尾線の支線のように分岐して里に降りる大幡線となります。
大幡線は、ほんのちょっとだけダートはあるものの、ほぼ全線コンクリートを流した急坂簡易舗装路。ぐんぐん下って、集落口まで出てきたのですが、そこに網掛けの簡易ゲートがあって閉じられていました。手動で開け閉めできるかな?と思ったのですが、どうもそういう感じではないようです。そればかりか、「感電注意・さわるな」とかなんとか・・・鹿除けの電撃ゲートです。この時間帯に通電しているのかどうか解りませんが、確かめる術もなく引き返します。やれやれ。
大幡線から眺める長狭平野(鴨川市の小平野です)のどかですね。
この先、山中線や田取線等、主だった林道の散策予定も頭にあったのですけれど、クレバスと電撃ゲートで萎えました。本日はここで気持ちいい景色を見て終了。丁度、昼なので、街で昼食でも食べましょう。

(23) 勝浦タンタンメン
帰路の昼食は、ちょっとベタですが、勝浦タンタンメンを食べてみました。自宅近くにも出す店はありますが、同じ勝浦タンタンを名乗っていても、これお店によってかなり違いが大きいですね。
今回、立ち寄ったのはR128沿い勝浦駅近くの「中華宮下」。醤油スープにほぼまんまのラー油。具はネギ、タマネギと挽肉だけのあっさり。まあ、なんというか・・・いかにも勝浦タンタンメンという名前から想像しやすい「らしい」ラーメンでした。

今回の房総の林道散策は、結果的に予定より短めに終わりましたが、まあまあ、満足。久しぶりの柚ノ木線を堪能できたからでしょうか。今回走った道から察すると、おそらく房総の林道全般に先の台風の影響が大きく残っているように思われます。お出掛けになる方は十分ご注意を。




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