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斑尾山の林道(野尻湖周辺) / 長野県

林道ツーリングレポート (095/'13.08.13)

 野尻湖を上から見下ろす北信の林道群、夏の林道レポです。

今回の林道は、北長野の野尻湖の東、斑尾山の西山麓を走る何本かの林道です。
全体に展望が開けるところはあまりないものの、。路面はよく締まっていて安定しており、とても走りやすい道でした。野尻湖を見下ろす区間はなかなかの絶景で、せっかく野尻湖のすぐ上を走っているのですから、景色がもう少し多くの区間で開けているとなおいいのですが、ゆったり気分で楽しめる林道です。
真夏の青空の下、ちょっと涼しい快適な林間の道を楽しむことができました。


●実走コース
省略→長野市→県60/96→【柴津林道】【斑尾林道】【林道菅川線】野尻湖→県504/503→斑尾高原→飯山市→省略

●データ(13.8.13)
【柴津林道】 通行可
ダート約6.5km(貫通)

野尻湖の東岸を走る県道96号線から斑尾山を少しづつ登り、より東から登ってくる斑尾林道に合流する道。全体に幅員は狭いが路面情況はよく、大きな障害もなくて走りやすい。林間の道で展望はあまりない。
【斑尾林道】 通行可(一部通行止)
ダート約12km

斑尾山の西山麓を大きく蛇行しながらも南北に縦断する、この山域では比較的長めのダート。全体にあまり展望は望めないが、野尻湖を真上から見下ろすような絶景の区間もある。
比較的幅員も広く、路面も安定していて、非常に走りやすい。
林道菅川線との合流点から北の区間は、今回、通行止めとなっていた。
【林道菅川線】 通行可
全線舗装

野尻湖の北東湖畔に近い菅川集落の菅川神社から、斑尾林道の中ほどへと山を登る林道で、現在では全線簡易舗装されている。

●林道地図  
斑尾山の林道地図(作成予定)


(1) 柴津林道
柴津林道は、野尻湖の東岸を南北に走る県道96号線を北上し、もうすぐ野尻湖という緩やかな登板のはじまる左画像の入口から始まります。
周辺はカラマツ等の林で涼しげな疎林。コンクリート簡易舗装から入ると、すぐにダートとなり、次第に山中に入っていきます。幅員はあまり広くないのですが、よく手入れされていて路面が引き締まり、8月という季節によくあるように、草ぼうぼうということもないので、大変走りやすい道でした。
(2)
林間に入ったり抜けたりで眺望はあまり望めません。
狭い区間が多いですが、引き締まったフラットな轍をしっかり踏んでいけば、何も問題ありません。

幅員は全般的にやや狭い区間が多いので、もし対向車がいると、少々厄介でしょう。でも、今回は幸い一台も出会うことがありませんでした。

(3) 
今回、大失敗だったのは、林道を走る予定がなかったためもあり、カヌーのキャリアをルーフに載せたままだったことです。
ディフェンダーの2mという車高は、倒木などをギリギリくぐれることの多い微妙な車高なのですけれど、今回はそれが全部引っかかってしまい、そのままでは通り抜けられなかったことです。キャリアをはずせば問題は解消しますが、カヌーのキャリア1セットの取り外しは結構面倒な上、パーツの長いものが多いことから、旅行途上そのあと積んでおくのも不便があります。
しかたなく、倒木をつっかえ棒で少しだけ高くして、なんとかくぐり抜けしてやりすごしました。
枝や草も引っかかりますので、
林道では、ルーフキャリア搭載はなるべく避けたいものです。

(4)
真夏ですが、手入れしてあるのか草が多い茂ることなく、大変走りやすかったです。

ゆっくり停車しておけるスペースは、あまり多くはありません。
(5) 
涼しい林間で一休み。季節がら、もう少し蝶の姿などが楽しめるかと思いましたが、この日はあまり姿を見かけません。

(6)
突然、視界が開けたかと思うと、それまでの人の気配が薄い環境から、いきなり畑が出現し、ちょっと意外な感じ。
柴津林道はもうすぐ終点となります。

畑の先の舗装された十字路。この先、やや道が入りくんでます。ここはまず進行方向左折(画像奧へ)。
少し分かりにくいですが、十字路の手前方向は、この畑へ麓から別ルートで登ってくる舗装道のようです。
(7) 
前画像((6)右)から百メートル足らず行った先を、今度は進行方向右折(画像右へ)。道はその先ですぐにダートに戻ります。
(8)
柴津林道は、ここで終点、入口からここまで約6.5kmです。

(9) 斑尾林道
柴津林道から斑尾林道に合流したところ。ここは斑尾林道の途中区間で、画像像手前方向から南山麓を登ってきて、画像右奧方向へ、左へ右へと大きく迂回しながら北進します。
斑尾林道は、柴津林道同様に路面がよく、また、幅員はより広いので、大変走りやすい道です。

(10)
沢を石橋で渡るところ。こういうところでは、ミヤマカラスアゲハやコミスジなどの蝶をはじめ、昆虫の姿が濃くなってきます。

こちらはハナイカダ。春、葉の真ん中に花が開き、実がこのように付きます。何ともかわいらしいものです。

(11)
夏にこういう林間を走るのはとても快適。木陰がとても清々しいですね。進行方向右側に岩壁が現われてくると、次第に左側か開けてきます。

(12)
ここが、この林道では唯一といってもいいけれども、抜群の眺望が望めるポイント。すぐ足元に野尻湖の青い湖面が広がります。この日は少し霞が多いですが、向かいには妙高山がそびえています。

(13)
野尻湖をよりズーム。実際の視界はこんな感じです。湖面を見ているとカヌーを漕ぎ出したくなってきます。それにしても、林道に邪魔なカヌー・キャリアを載せていながら、カヌーの方は積んでいないというのが、とってもお馬鹿な感じです。

(14)
斑尾林道から、野尻湖の北東湖畔まで降りていく林道菅川線の終点との分岐点に着きました。ここで、林道に入ってから初めて車両に会いました。
菅川線は、画像の十字路っぽいところを左折です。終点のここまで、既に舗装されています。

(15) 林道菅川線
気持ちよく走れる斑尾林道を更に進もうと思っていましたが、この菅川線分岐の先で、このように通行止め。しかたなく、菅川線で山を下るほかなくなりました。

菅川線は、全線既に舗装済で途中小さな沢などもありますが、特にこれといった見所もないうちに、ほどなく野尻湖近くまで下ってしまいます。
(16) 
山を下りきって、田畑が広がってきました。また正面に野尻湖の湖面も見てきます。
集落に入ると、菅川神社という、結構由緒正しそうな神社がありました。この神社前が林道菅川線の始点で、林道表示の白塔もたっています。

(17) 
菅川神社にはこのような、かなり立派な大杉があります。これは一見の価値あり。また、この神社には、きれいなトイレも備えられています。

野尻湖沿いの県道96号線を南から走ってきて見た菅川集落の入口です。ここを右に入ると林道菅川線。
短いですけれど今日の林道はここまで。一般道を斑尾高原へ向かうこととしました。

(18)
斑尾高原にある絵本美術館。奥さんの趣味に付き合いで、絵本美術館への立ち寄り回数が多くなってます。

ふと絵本美術館脇を見ると、同オーナーさんの車でしょうか・・・ディフェンダーのご先祖が・・・


本当に久しぶりの林道レポ。以前ほどではないにせよ、最近も林道は時折走ってはいるのですが・・・既にレポをUPしている林道について、改めて何回もレポを作るという作業もなかなか辛いものです・・・あまりにお休みが続いてしまっていますので、今回は、それほど目新しい道でもなく、たくさんの本数、長い距離を走ったというわけでもないのですが、これまでのレポに未掲載の林道ということもありましたので、一月以上遅延してレポUPしてみました。
今回走った斑尾山の林道では、やはり野尻湖をすぐ上から見下ろすポイントが一番でしょうか。できれば、野尻湖でのカヌーとセットで楽しみたかったかな。




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