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常陸・高鈴山南面/ 茨城県

林道ツーリングレポート (015(補足)/'06.2.25)


 冬の常陸の山、高鈴山山頂は明るい陽射しに包まれていました。
たまたま日立市での所用の滞在時に、山へ入る時間が少々とれたので、高鈴山の南麓域を走ってみました。ずいぶん前の話になってしまいますが、レポ15で、常陸太田市町屋から入る町屋林道>五里平林道経由で、山頂直前まで登った山です。このとき辿りつかなかった高鈴山の山頂、そして、その反対側がどうなっているのか、レポ15の補足としてUPしておきます。

(1) 日立市道経由で入山
R6から県37へ入り常磐道を頭上高くに見て、それを越えた後、1kmも行かないところで、左コーナーになった県道を直進するように山に入ってゆく比較的広い市道で高鈴山へ向かいます。途中鉱山や、かみすわ荘(どんな施設なのかよく見ませんでした)を通過して、道はいよいよ車両1台分の幅員になります。
それでもしっかり簡易舗装してあるので、小さめの車ならどんな車でも走れます。
(2)
道は、このように細いので、たまに交換スペースはあるものの、運が悪いところで対向車に出会うと、100〜200mバックするようなこともあるでしょう。
更に山中へ入ってゆくと、小規模のダム湖が途中いくつか見られます。この柵がある池の横に少々スペースがあったので、車を降りて歩いてみます。
(3) 小さなダム湖(その1)
湖畔まで降りてみたこの池は、道路沿いにいくつかあった小さなダム湖の中で2番目に大きかった池で、周囲は野鳥が飛び交っていました。
あまり時間もなく、じっくり構えて待つ余裕がなかったので、何も収穫なしですが、環境から見るとかなり多種の野鳥が見られそうな気がします。
また、もう少し暖かくなると、春の花が彩りを添えてくれるのではないでしょうか。静かな湖面に、木々が映りこんでいたりして、小さな池ながら心落ち着く環境です。
(4) 分岐
ここで、ひとまず終点という感じのある、市道と林道との出会点。少々広めの広場になっています。
ここでは、まず画像左に見えているコンクリートの急坂が1本分岐、また、停車位置の左右に林道が1本ずつ
掲示されている地図で確認すると、現在地は画像中央やや右の赤い点。この先道は大角矢林道に入って行きます。同林道は左画像で言うと停車位置右方向になります。また、コンクリートの急坂は高鈴山の山頂へ続く道のようです。

(5)
しかし、大角矢林道はご覧のとおりチェーン閉鎖です。


徒歩で入ってしばらく歩いてみましたが、ポカポカ陽気もあってか、明るく楽しそうな道でした。
(6) 
上記(4)の画像のところで停車位置左方向への林道も、このように閉鎖されています。こちらは作業道か?林道名などは表示がなく確認できませんでした。
しかし、歩いて回るには・・・特にこの時期などは・・・環境もよさそうです。実際にこの道に限らず、高鈴山一帯で大勢とは言いませんが、何組かのハイカーが山歩きを楽しんでいるのに出会いました。
(7)
上記(4)の分岐の手前左のコンクリート急坂を登ってゆくと、次第に山頂が見えてきます。また空も大きく開けてきて山頂近いことが分かります。
この左手には細い道が伸びていますが、ひょっとするとこれが(6)の道の反対側なのかもしれません。
なお、この画像の左の上りをほんのちょっと登ったところには、東屋とベンチがあって休憩に適したスペースがありました。そこまでは車では入れます。
(8)
見えてきた高鈴山の山頂です。
シンボルの大きなレーダー雨量観測所が見えてきます。
やはり冬なので、見通しがよく、振り返って東側を見ると海がキラキラと光っているのが分かります。
(9) 高鈴山山頂
すぐに頂上に到着。このレーダー雨量観測所は、北は福島県の二本松、西は群馬の前橋、そして南は千葉の我が家のあたりまでをカバーする広域の観測所です。
関東周辺の同様の観測所は、群馬の赤城山、山梨の三ツ峠、神奈川の大楠山にあるそうです。

このページトップの画像が、山頂からの西側約180°の眺望です。
(10) 
山頂の眺望は特に西と東で大きく開けていて開放感があります。天気は非常によいのですが、春っぽく霞んでシーイングが悪いため、遠く見える日光方向の山などは、いまいちよく見えませんでした。それでも、西側の眼下には里美方面の低い山並みもよく望めて、気分はいいです。
また、山頂には「1等三角点」(画像左下地面)と、あの「天測点」(画像右奥の石柱)がありました。天測点は埼玉の堂平山にもありレポ61でも登場しました。

(11) 小さなダム湖(その2)
下山途中で、上りのとき通り過ぎた小さなダムの中で最大のダム湖に下りてみました。
カヌーは浮べられそうですが、ちょっと小さいかな。
この池、かなり山奥ではあるのですが、なにかどこの池でも見られるように、地元の釣り趣味に興じる初老3人がのんびり糸を垂れていました。獲物は釣りの仕掛けから見るとヘラブナでしょうか、また、撒き餌してあるのか、三人の出す竿の前にはかなりの魚影が集まっていました。

まあ、この日の陽気もあって、こちらものんびり気分になれました・・・・と気が付くと、スケジュールの間に少しだけ空いた自由時間もリミット間近、残念ながら足早に立ち去って山を降りました。
やはり、冬でも、晴れた日なら、この方面とても楽しめる山域です。もう一つ北のブロック、県道36の北側にも小林道群がありますし、ちゃんと時間のあるときに、また探索してみようかなと思っています。


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